クラシックやカラオケ〜脳に効く音楽の不思議〜
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クラシック曲の多くが右脳を心地よく刺激し、ほとんどの曲に「ゆらぎ波」とよばれる波動があり、それによって脳から大量のアルファ波が出て情緒が安定すると言われています。ふだん左脳主体のデスクワークが多い人は、クラシックを聴いて右脳を刺激すると脳を活性化できます。
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「モーツァルト効果」が一時期話題になり、クラシック、特にモーツァルトを聴くと学習効果が上がるといわれました。実はモーツァルトだけでなく、バッハなどのバロック音楽も同じ様に学習効果が上がると言われています。バッハを聴くと記憶力が高まることは証明されています。ベートーベンやショパンではダメですが、バッハを聴くとIQが上昇したという実験結果もあるのです。ただし、こうした効果は、聴いたあと一時間くらいしか持続しないらしいことも覚えておきましょう。
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音楽は「聴く」だけでなく、「演奏」できれば、なおのこと脳には良いこと。なぜならば、楽器を演奏するためには、耳だけでなく指先も使うからです。ただし、うまく弾きたいという思いが先に立ち、楽しめないと脳も活発には働いてくれませんからご注意を。
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カラオケにはリラックス効果はもちろん、もっと直接的な効果もあります。それは、歌うと血流が良くなること。歌う時に腹式呼吸をすると、酸素がいつもよりたくさん入ってきて血流が良くなり、脳がリフレッシュして働きが良くなります。さらに、いつも歌っている曲だけでなく、新しい曲に挑戦すれば、脳はますます活性化します。歌詞やメロディーを一生懸命覚えようとするのは、脳にとっていい刺激になるのです。
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