ストレスがあると、おならも増える?


ストレスで空気を飲み込みやすい

おならを多くしてしまう大きな要因が、実はストレスです。緊張したりストレスがあったりすると、「空気えん下症」といって、無意識のうちに多量の空気を飲み込みやすくなります。ゲップとして外に出せないと、その空気は腸に下ってガスになるのです。

さらに、こんな理由も・・・

胃腸の働きを促すのは、リラックス時に優位になる「副交感神経」という自律神経です。ストレスが多くなると、この神経がうまく働かなくなり、胃腸の働きが悪くなって消化が鈍り、腸の中にガスがたまりやすくなります。さらに、ストレスが多い時にはイライラしているせいか、よく噛まずに早食いすることも多くなります。この早食いもおならの原因になります。早食いでよく噛み砕かれないまま食べ物が胃に送られると、胃腸の負担はますます増えて腸内環境が悪化して、ガスがたまりやすい状態になります。

おなら自体がストレスに

おならを気にし始めると、それがストレスとなり、さらにガスがたまりやすくなってしまいます。例えば、『おならが出たらどうしよう』とか、『万一おならをしたら笑われてしまう』と不安になる人もいます。実際に人前でおならをしてしまい、恥ずかしさから対人恐怖になってしまう人もいるようです。このように、おならを恐れて極度の不安を抱えてしまうことを『ガス・おなら恐怖症』といいます。

過敏性腸症候群の場合も

お腹にガスがたまって下腹部が張った感じがとれない状態が続き、おならをすると楽になるが、また直ぐお腹が張っておならをしたくなるという症状の人がいます。こうした症状の人は過敏性腸症候群の可能性があります。

※過敏性腸症候群とは、さまざまなお腹の不調が続くことが特徴で、腸の検査では異常がでないものの、下痢や便秘などが頻繁に起こる症状につけられる病名です。

    

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