ガスをうまく出すために…腸の体操
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おならを全てなくすことはできませんから、たまったガスは自宅や人のいないところで、上手に出してしまうのが一番です。ガスが多量にたまると、腸のぜん動運動がうまくいかずにガスが1か所に滞り、なかなか肛門の方に移動してくれません。そういう時には、腸を動かす体操が効果的です。
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腸は平面ではなく3次元構造をしているので、たまったガスを腸から肛門に移動させるには、身体を前後・左右・上下に動かす立体的な体操が効果的です。
◇腰ひねり体操
仰向けに寝て、曲げた右ひざを左側に倒し、腰をひねる。反対側も同様に。
◇お尻あげ体操
仰向けから腰をぐっと起こし、身体を二つ折りにするように両足を頭側に倒す。
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オフィスなどにいて体操が出来ない時は、屋上やトイレなどで、立ったまま前屈や後屈、腰をひねったり回したりする体操をしましょう。立ったままでも腸を3次元的に刺激できます。また、歩くだけでも胃腸の働きを良くします。まめに歩いたり、階段を上り下りするのもおススメです。ただし、何をすればガスが出やすいかは人それぞれ違うので、色々試しながら自分に合った動きを見つけましょう。
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メントールの温湿布も、腸の働きを良くするのに効果的です。メントールには、気のめぐりや腸のぜん動運動を良くする働きがあります。洗面器にお湯を入れて、ハッカ油かペパーミントの精油を数滴たらし、そこにタオルを浸します。絞ったタオルをお腹に当てて、しばらく横になりましょう。メントールと温熱の相乗効果で、腸の働きが良くなります。お腹を時計回りにマッサージするとさらに効果が上がります。
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