違いをしっかり確認!…水溶性と脂溶性
ビタミンには、「水溶性ビタミン」と「脂溶性ビタミン」があります。水溶性ビタミンはビタミンCと8種類のビタミンBの計9種類、脂溶性ビタミンは、ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンKの4種類です。
【水につけすぎてはダメ】 水溶性ビタミンは水に溶けやすいので、野菜などを水で洗う際は手早く洗いましょう。長く水につけると、ビタミンがどんどん水に溶け出します。 【熱に弱い】 特にビタミンCは熱に弱いので、なるべくならそのまま食べた方がよいでしょう。ビタミンB2は、比較的熱に強いと言われています。 【こまめに摂ることが必要】 余分な量は尿と一緒に排出されるので、こまめに摂る必要があります。その分、サプリメントで摂っても過剰症の心配はありません。
【油をとると吸収率アップ】 脂溶性ビタミンは、動物や植物の体内では油の中で溶けた状態で存在しており、油になじむ性質があり、油脂と一緒に摂ると吸収率がアップします。油だけでなく、ゴマや牛乳などの油脂分を含んだ食品でもOKです。 【サプリ摂取は注意が必要】 摂取後も48時間程度は体内(主に肝臓や脂肪)に貯蔵されるといわれています。そのため、前日に摂取してあまった分を翌日に使うこともできます。ただし、サプリメントで一度に多量に摂取すると過剰症を引き起こす心配があります。
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