日本人が肩こりしやすいのは・・・なぜ？

誰でも悩む肩こり

「肩がこっていますか？」と訊かれれば、「こっている」と答える人が多いでしょう。実際に「不健康な自覚症状」を日本人に聞いてみると、肩こりは常に１位か２位に挙げられます。それほど日本人には肩こりが多いといえます。

欧米人は肩こりがないって・・・本当？

それに対して欧米では、あまり肩こりという悩みごとはききません。肩こりが存在しないわけではないのですが、それほどポピュラーなものではありません。欧米人に比べて、とりわけ日本人が肩こりしやすい理由とは、何なのでしょうか？実は…はっきりとは分かっていないのですが、様々な理由が考えられています。

体格や筋肉の違いが大きな要因

まず挙げられるのが骨格の違いです。欧米人に比べて、日本人は骨格が華奢なため、筋肉が疲労しやすいと言われています。また、筋肉の柔らかさの違いという理由も挙げられます。欧米人に比べて、日本人の筋肉は硬く、神経が圧迫されやすいということです。さらに、日本人は椅子に座ったときの姿勢が悪いためという理由をあげる人もいます。

欧米人の考え方：肩こり＝全身のゆがみ

もうひとつ大きな理由として挙げられるのが、欧米人と日本人の足に対する意識の違いです。欧米では、身体の土台は足であるという考えが一般に広まっています。日本では肩こりの原因というと、肩周辺の筋肉の緊張と血行不良と考えがちです。しかし欧米では、原因を背骨や骨盤の歪み、さらには左右の足の長さの違いなどから起こると考えます。つまり、肩こりは身体全体の歪みから起こるという考え方なので、とりたてて肩こりだけを気にするというより、身体全体の歪みを治すことを考えるのです。

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