時差ぼけ対策 これだけは知っておこう!


時差ぼけの症状

海外旅行につきものの悩みと言えば、「時差ぼけ」でしょう。4〜5時間以上時差のある地域を急速に移動した時に生じます。時差ぼけ症状として一番多いのは睡眠障害、つまり寝つきが悪い、寝たい時に寝られない、寝てもすぐ途中で起きてしまうといった症状です。こうした状態が続くと、人によっては胃腸の調子がおかしい、食欲がない、胸がムカムカするなど、様々な症状がでてきます。

わりと楽な西行き

時差ぼけの度合いや対策は、大きく分けて東行きと西行きによって違います。
アジアやヨーロッパなど西へ行く場合は、わりと楽であると言えます。ヨーロッパの主な地域と日本との時差は−8時間。ヨーロッパの夜10時が日本の朝6時になります。ですから現地に着いてからは、どんなに眠くても昼寝をせずに頑張って、夜は早めに寝るようにしましょう。そして朝早く目覚めて朝の光を浴びれば、比較的簡単に時差ぼけを解消することができます。

大変な東行き 特にハワイは大変

時差の調整がより大変なのが、アメリカやハワイなどの東行きです。特に飛行機に乗っている時間の短いハワイは、一番大変になります。ハワイでの夜10時は、日本ではまだ午後5時です。夜12時だとしても、夜の7時でしかありません。体内時計に合わせていては、とても寝に入れる時間ではありません。ですから、出かける数日前から少しずつ早寝早起きを心がけておくと良いでしょう。すると、時差調整の大変な東への旅行でも、現地で初日から寝入りやすくなります。

機内での時差ぼけ予防対策

時差ぼけ予防には、機内での過ごし方も大切です。行きの飛行機に乗り込んだら、すぐに腕時計を現地時間に直し、その時間に従い、仮眠や食事をするように心がけましょう。そして、出された機内食をしっかり食べるようにしましょう。基本的に機内食は、到着地の時間を考慮した時間に提供されます。お腹がすいていなくても、機内食が出たら少しでも食べるようにしましょう。

    

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