こんな習慣で口臭がひどくなる


≪コーヒー・お茶が好き≫

コーヒー豆には、舌の表面に付着しやすい匂いの粒子がある上、渋みが唾液を分泌しにくくさせます。また、お茶に入っているカテキンは消臭効果があるので、一時的な食べ物の匂い消しになります。しかし、お茶に入っているカフェインには、交感神経を優位にする作用があるため、飲みすぎると唾液の分泌を抑制します。

≪タバコを吸う≫

タバコのタールは、歯の表面に吸着しやすい焦げ臭いにおいを持っています。その上、ニコチンが口腔内の血行を阻害して、唾液の分泌を抑えます。

≪アルコールが好き≫

アルコールには脱水作用があり、体内の水分が奪われ、口中が乾燥しやすい状態になります。さらに、アルコールを分解する途中で発生する物質、アセトアルデヒドは悪臭を発し、血液中に長く滞留し、口臭を強くする一因になります。

≪朝食を食べない≫

起床時は1日の中で、もっとも細菌が多い時です。朝食をとり、アゴを動かし噛むことで、唾液の分泌を盛んにし、より早く細菌を追い出すことができます。

≪ストレスを感じることが多い≫

ストレスを感じると、交感神経が優位になった状態になり、唾液の分泌が抑制されます。また、舌の動きも鈍くなるため、ますます唾液が出にくい状態になります。


※緊張する場面の前に

人は緊張すると、交感神経が刺激されて唾液が抑制されます。仕事で大切な場面ほど、口臭がひどくなるといったケースも考えられます。そういった場合は、消臭スプレーやタブレットなど、即効性のあるものを使うと良いでしょう。

    

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