脂(あぶら)の違いで…大きな違い!


選ぶ脂肪分で大きな違い

肉や魚、植物油などに含まれる脂肪。一言に脂肪といっても、いろいろな種類があり、それによって体内で生成される量や種類に大きな違いが出るのです。

×≪飽和脂肪酸≫

摂りすぎると肝臓でコレステロールの形成を促進し、悪玉コレステロールを増加させてしまいます。
【多く含む食品】豚の脂・牛の脂・バター

×≪トランス脂肪≫

不飽和脂肪酸に水素を添加する時に出来る脂肪酸。水素を添加すると固形化しやすく、商品を長持ちさせることが出来るために多用されています。
【多く含む食品】ケーキ・ドーナツ・ファストフードの揚げ物

△≪リノール酸≫

悪玉コレステロールを減らし、動脈硬化の原因となる血栓の生成を防ぎます。しかし摂りすぎると、悪玉だけでなく善玉コレステロールまでも減らしてしまいます。
【多く含む食品】サラダ油など多くの植物油・ゴマや松の実などの種実

○≪EPA・DHA≫

悪玉コレステロールを減らし血栓を溶かして、血液をサラサラにします。善玉コレステロールを増やし、中性脂肪を減らします。
【多く含む食品】さば・いわし・まぐろ・さんま・かつおなどの魚

○≪オレイン酸≫

悪玉コレステロールは減らすが、善玉コレステロールを減らさないという実験報告がされ、注目を浴びています。
【多く含む食品】オリーブ油・菜たね油・ヘーゼルナッツ

    

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