メタボ予防 雨の日は「もも上げ歩き」


雨の日は屋内で

有酸素運動であるウォーキングは、メタボ対策にとても有効な運動ですが、雨の日はどうしても、外に出るのが億劫になってしまうでしょう。雨の日が多くなる梅雨の時期には、ウォーキングに代わって室内で出来る「その場足踏み・もも上げ歩き」がおススメです。

ウォーキングの2倍のエネルギー消費

その場で足踏みするだけでは、あまりカロリー消費できないかもと思いがちですが、「もも上げ歩き」のエネルギー消費量は、実はウォーキングの倍近くあります。例えば、1日2回15分ずつ「もも上げ歩き」を行なうと、200kcalも消費することができます。1回15分程度でしたら、テレビを見ながらとか、好きな音楽を聴きながらとか行なえば、あっという間にたつ程度の時間でしょう。

フォームはきちんと

そのためには、きちんとしたフォームで、一歩一歩しっかりと床を踏みしめて足踏みすることが必要です。まずは、背筋をしっかり伸ばして胸を張り、体を真っ直ぐにして立ちます。足は太ももと床が水平になるまできちんと高く上げることが大切です。そして、腕は前後に大きく振りましょう。着地の時は、膝やかかとに衝撃を与えないように、つま先からソフトに着地するよう気をつけましょう。

血行改善にも効果あり

この運動は体脂肪を減らすだけでなく、高血圧や高脂血症などの改善にも役立つようです。太ももを高く上げることにより、下半身の様々な筋肉を使います。すると、これらの筋肉に多量の血液が流れ、心臓に多くの血液が流れ込み、それとともに全身の血行が良くなるのです。ただ、そのため、食べ物の消化や吸収を妨げてしまう食後1時間と、血圧が高くなっている入浴の直後は、「もも上げ歩き」運動は避けるようにしましょう。

  


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