自覚しよう!PC作業は目に大きな負担


人の目は近くを見るのが苦手

人類の歴史からすれば、遠くの獲物や危険な敵を見つけるために目を使っていた期間の方がずっと長いので、人間の目は近くを見るのに都合良くなっていないのです。至近距離で、しかも細かい文字を見続ける作業は、そもそも目に大きなストレスを与えることを自覚しましょう。

画面を見つめると、まばたき回数が減る

パソコン画面を見ていると、急速にまばたきの回数が減ります。通常1分間あたり20回位のところ、パソコン画面を見つめると約5回、4分の1程度になってしまいます。PC作業を50分したら10分程度は休んだ方が目には良いのです。なるべく席を立ち、コピーをとるなど他の仕事をしましょう。席を立ちにくい場合は、机の上の書類を整理するだけでも目を休ませることになります。

湿度とディスプレイの高さだけは要チェック

まずチェックしたいのが湿度。エアコンなどで想像以上にオフィスは乾燥しています。最低でも40%は必要ですので、足りなそうであれば机上に置けるコンパクトタイプ加湿器などを使いましょう。さらに注意したいのがディスプレイの高さ。伏し目になる位が良いのですが、最近は大画面化で、より目線が上にいくようになっていますので、注意しましょう。

目の疲れは脳のストレス

人は目に見えたものを、情報として常に脳に送っています。その情報が眼の疲れによってピンぼけになっていたらどうでしょう? 脳は、ぼけやた画像を必死に処理し続けなければならず、疲れきってしまいます。休憩をとらずに作業を続けても、眼を酷使し続ければ、逆に作業効率を下げてしまいます。うまく休憩をとって脳のストレスを少なくするほうが、長い目でみれば作業効率は上がるのです。

    

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