舌の色　ピンク以外は要注意

健康状態が良い時の舌の色は「ピンク色」。紅色の上に薄い白布をかぶせたような色です。「赤味が強すぎる」場合は、血液中の水分が少なくなりすぎているか、体内に熱がこもってしまっているような状態です。「白っぽい」場合は、血液が薄くて貧血気味か、余分な水分がたまっていて冷え性気味です。「暗い赤色や青っぽい」場合は、血行が悪くなっているといえます。

舌苔　〜“無ければ良し”ってことは無し〜

舌苔は良くないものと思われがちです。確かに「白い苔」が分厚く付いているのは、胃腸障害や水分代謝の不良などが考えられ、あまり健康的でない状態です。ただし、全く舌苔がないのも異常な状態なのです。慢性的な栄養不足や鉄分不足などの場合もあります。舌苔は「白い苔が全体に薄く均等についている」のが正常です。ちなみに、舌苔が白以外の黄色・灰色・黒色などの場合も、何らかの不健康の印といえますので注意しましょう。

爪の色も要チェック！

「爪」の色も自身の健康バロメーターといえます。日本人の場合は薄いピンク色をしているのが普通です。「白すぎる爪」は、貧血や腎臓病の可能性もあるようです。「赤っぽい爪」は多血質で、脳いっけつや心疾患への注意が必要です。「暗めの赤、黒っぽい、黄色っぽい、青っぽい」などの色になり、体調も優れない場合は、かかりつけ医などに相談してみましょう。

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