食事からメタボ予防〜間食で痩せる!?


夕食のドカ食いはダメ!

食べたものをきちんと体の中で消費するためには、3食きまった時間に食べることが大切です。しかし仕事をしているとなかなかそうはいきません。特に夕食が遅くなるとたくさん食べてしまいがちです。そういう場合、昼食と夕食の間にちょっと間食し、食事の回数を増やすことがおススメです。

食事をするとエネルギーを使う

食事をすると、噛むという筋肉運動や唾液と胃液の分泌などでエネルギーが消費されます。胃と腸のぜん動運動や吸収した成分の肝臓での合成などでも、内臓では様々な発熱反応が起こります。これらに必要とされるエネルギーは、1日の消費エネルギーの約10%も占めています。食事のたびに体温が上昇するので、食事の回数を増やせば、その分よけいにエネルギーを消費することが出来るのです。

おにぎり1個、飴玉1個でもOK

おにぎり1つを口にするだけでも体の消費活動は起こりますので、仕事で遅くなった場合などは、無理せず間食をした方が夜遅い時間のドカ食いをせずにすみます。それでも、回数を増やすと多く食べてしまうという心配がある人は、飴を1つなめましょう。ブドウ糖が補充され血糖値が安定し、強い空腹感におそわれずにすむので、夜の食事量を抑えることが出来ます。

朝食抜きは肥満の大敵

夕食を軽くすませるためにも朝食はきちんと摂らなくてはいけないのですが、最近朝食を抜く人が増えています。特に20〜30代男性で増えており、一人暮らしの場合は3人に2人が朝食を食べていないそうです。朝食を抜くと、エネルギー不足に体が慣らされてしまって体温が上がらず、基礎代謝が下がってしまいます。基礎代謝が下がると、摂取した脂肪が分解されにくいので、肥満になりやすく生活習慣病にもなりやすくなります。

  


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