ストレスでコレステロール値が上昇??


ストレスはコレステロール値を上げる

ストレスがコレステロール値を上げる!ことが最近分かってきました。ストレスがかかった時に出るホルモンの働きがコレステロールを増加させるのです。企業で今一番心の病を発症する割合が高いのは30代。さらに男性は30歳を過ぎた頃から中性脂肪が急激に高くなります。精神的にも体質的にも男性30代は、高コレステロールに気をつける必要がありそうです。

タバコもコレステロールを増やす

卵やレバーなどを少なめにすれば、コレステロール過多を防げるかと思いきや、食物以外にもコレステロールが増加する要因は結構あります。ストレス以外にも例えばタバコ。タバコのニコチンは中性脂肪や悪玉コレステロールの合成を促し、善玉コレステロールを減らします。イライラしながらのタバコなどは以ての外です。

運動不足が要注意

さらに、コレステロール増加によくないのが運動不足です。有酸素運動は善玉コレステロールを増加させるため、ウォーキングなどはコレステロールを下げるのに効果的ですが、定期的に運動している人は少ないようです。就労世代を対象にした調査では、毎週スポーツをしている人はたったの2割。運動不足を感じている人は9割にも上ります。

30〜50代の心疾患死亡率が上昇傾向

最近になって、東京や大阪の30〜50代男性で、狭心症や心筋梗塞などの心疾患による死亡率が上昇に転じています。日本では急激な食生活の欧米化で脂肪摂取量が増えている割には、心疾患の死亡率は低いまま保たれていました。これは現在の60代は子供時代は粗食で、それが健康面では良かったのですが、1950年代生まれ以降の世代は子供時代から飽食で、高コレステロールの影響が早くから出やすいためと言われています。

   

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