コレステロール低下に、こんな食材がおススメ


紅茶を1日5杯

軽度の高コレステロールの人が1日5杯の紅茶を飲むと、いわゆる悪玉のLDLコレステロールが3週間で約7%低下したという調査結果が出ています。さらに紅茶は、ストレス緩和効果も認められるので(ストレスはコレステロール値を上げます)、コレステロール低下のためにとても良い飲み物です。

納豆を毎朝30g

食べ物で一番のおススメは納豆。血中のコレステロールや中性脂肪の多い人に対する納豆の効果が実験で明らかになっています。朝食に30gの納豆を約1ヶ月間食べてもらったところ、高コレステロールや高中性脂肪が、約10%数値が下がったそうです。その一方、元々数値が正常値だった人はほとんど変化がなかったため、低くなりすぎる心配はないようです。

魚の脂は生がイイ!

マグロやいわしなどの青魚に含まれている脂肪酸であるEPAやDHAには、悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やす作用や、出来てしまった血栓を溶かす作用があります。青魚の脂肪は、煮たり焼いたりすると溶け出してしまいますので、効率よく摂るには生食の刺身が良いでしょう。また、マグロでは赤身よりもトロに多く含まれていますが、カロリーが多くなりますので、食べすぎには注意しましょう。

食物繊維をたっぷり摂ろう

食物繊維には、高脂血症に対して2つの大きな効果が期待できます。1つは「コレステロールや中性脂肪の吸収を妨げる」という働きで、もう1つは「血液中のコレステロールを減らす」という働きです。1日25gの食物繊維を3ヶ月間摂取したところ、コレステロールが約10%減少したという研究結果が出ています。

   

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