栄養バランスが大切!


5大栄養素、意識していますか?

身体に必要な5大要素は「糖質」「脂質」「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」。そのうち「糖質」「脂質」「タンパク質」は取りすぎです。「ビタミン」は食事からだけでは足りていませんが、最近ではサプリメントで摂る人も多く、その分も足すと必要量は上回っているようです。

ミネラルが足りていない!

日本人に足りていないものは何といっても「ミネラル」!個々のミネラルが足りなければ、それぞれ問題が出てきます。例えば、カルシウム不足ならば骨粗しょう症、鉄不足ならば貧血、マグネシウム不足ならば筋肉のけいれん、亜鉛ならば味覚障害といった具合です。しかし何といっても一番問題なのは、ミネラルが不足してしまうと、他の栄養素の働きも悪くなってしまうことなのです。

ミネラル不足=他の栄養素不足

「ミネラル」はそれ自体が身体のために働く以外にも、ビタミンが働くための手助けや、糖質・脂質・タンパク質の消化や吸収に使われます。ですから、「ミネラル」が必要量の60%しかないならば、いくら他の栄養素を摂っても、それらの栄養素も60%程度しか身体のエネルギーや栄養としては使われず、残りは使われずに体外に排出されるか、脂肪となって体内に蓄積されてしまいます。

血圧降下のカギは、ミネラルバランス!

「血圧降下には塩分量を減らすこと」とよく言われます。たしかにそうなのですが、実はこれは、ミネラルをバランスよく摂っていない人の場合です。ミネラルをバランスよく摂っていない人は、塩分量が多いと血圧が高くなるのですが、「ミネラルをバランスよく摂っている人は、塩分量はほとんど問題にならない」という結果が、2万人にも及ぶ調査で明らかになっています。

  


マガジン表紙へ