一歩進んだ呼吸法を取り入れよう


通常の腹式呼吸は「横隔膜」呼吸

鼻呼吸をすると自然に腹式呼吸になりますが、実はこの腹式呼吸にも2種類あります。通常の腹式呼吸は「横隔膜」が大きく動く「横隔膜呼吸」で、安静時や睡眠時の腹式呼吸はこちらになります。

「腹筋」呼吸とは

同じ腹式呼吸でも、息を吐くときに意識して腹筋を収縮させ、内臓や横隔膜を押し上げる呼吸が「腹筋呼吸」。鼻からゆっくり吸った空気を口から出すときに、お腹を軽く押しながら腹筋を収縮させ息を吐ききります。息を吐ききったと思ったら、さらに「ハー」と強く息を出しましょう。この時、腹筋が硬くなっているかを確認しましょう。椅子に座るか、寝そべって仰向けになって、毎日5〜10分間、この呼吸を行なうようにしましょう。

身体のシェイプアップに効果的

実は、この「腹筋呼吸」は、身体のシェイプアップにも効果的です。腹筋を動かすことで、直接的に下腹部の脂肪を落とせますし、呼吸により基礎代謝をあげることもできるのです。さらに、腸が刺激を受けることにより、便秘になりにくくなるという効果があります。

ヨガの呼吸も健康にイイ

さらに「鼻から吸って鼻から吐く」ヨガの「完全呼吸法」も身体にとても良くおススメです。やり方は、座った状態で胸と下腹部を軽く触り、背を反らせながらゆっくり息を吸っていきます。この時、肺もお腹も膨らんでいることを意識しましょう。4秒かけてゆっくり吸ったら、4秒かけてゆっくり吐いていきましょう。1日5分を目安に行ないましょう。

  


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