効果的食材は時期によって違う


3つのステップで対策を

花粉症に効くといわれている食品やサプリメントはたくさんありますが、最近ではたくさんあり過ぎて、何を使っていいのか、かえって分からなくなってしまいがち。花粉症対策は、3つのステップに分けて考えましょう。

まずはアレルギー体質の改善を

まず始めのステップとして、飛散の1ヶ月前からは、アレルギーが起こりにくい体をつくること。そのためには免疫バランスを改善することが大切です。これに効果的なのが「乳酸菌」。中でも「KW乳酸菌」と「L-92乳酸菌」などが注目されています。また、「βカロチン」も免疫細胞の改善に役立つことが最近証明されました。ただし、ニンジンに換算すると1日に約4本を摂らなければなりませんので、毎食後にジュースなどで摂るなどして手軽に続けられるようにしましょう。

症状が出るのを抑えるには?

飛散の2週間前からは次のステップ、症状を抑えること。アレルギーの原因物質が出来ないよう働きかける成分を摂りましょう。アレルギー物質であるヒスタミンの働きを抑えるためには抗ヒスタミン薬がありますが、このヒスタミンを抑える働きをする効果があるとされているのが、「トマト」「甜(テン)茶」といった食品。最近では「ミント」も効果があるといわれています。抗ヒスタミン薬と比べて即効性は落ちますが、眠気や口の渇きといった副作用はなくてすみます。

症状が出てしまったら?

症状が出始めてしまったら、それぞれの症状に合ったものを摂りましょう。鼻水やくしゃみにはシジュウム茶、鼻づまりには西洋フキ(バターバー)が良いと言われています。また、43度のスチームを吸ったり、蒸しタオルなどで鼻を暖めることも症状軽減の効果があるようです。

  


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