心臓をいたわるちょっとしたコツは?


DHA・EPAとタウリンを摂ろう

バランスの良い食事が大前提ですが、血液をサラサラにするために摂った方が良い栄養素がDHAとEPA。これを豊富に含むのが青魚で、いわし・さば・マグロなどが挙げられます。また、心筋の収縮を助けたり、血圧を正常に保ったりする働きがあるのがアミノ酸の一種であるタウリン。イカ・タコ・カキ・貝類などに含まれています。

ちょっとウォーキング、ちょっと筋トレ

心臓に負担をかけない適度な有酸素運動が効果的。ウォーキング以外にも軽いサイクリングなどもお勧めです。また、有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせることで、血液の循環がスムーズになります。運動を少しでも継続して行っている人と、運動を全くしていない人とでは、心筋梗塞の発症率に大きな違いがあることが分かっています。

タバコを減らす、もしくは止める

喫煙が及ぼす健康への影響について、肺や気管に関しては割合よく知られているようですが、心臓疾患に対して悪影響があることは、ある調査によれば、まだ半分以下の人しか知らないようです。喫煙で血管が細くなったり、活性酸素により血管がもろくなるため、喫煙によって心臓血管のリスクが高くなるのです。

急な温度差に注意しよう

これから冬にかけては心筋梗塞を起こす危険が高くなる時期。というのも、急激な温度差が血圧の激しい上下動を起こさせ、心臓の血管に作用して発作の引き金になりやすいからです。特に注意をしておきたいのが、ついつい忘れがちな家の中での温度差。熱いお風呂への入浴、衣服の脱ぎ着、冷たい水での洗顔といった事を行う「風呂場・トイレ・洗面所など」では、特に注意が必要です。

   

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