心臓に不安のある方に〜携帯用心電計


「いつでも計れる」ことが大事な心電計

最近「動悸」や「息切れ」などを感じ、自分の心臓に不安を持っている方に、とても便利なものがあります。それが家庭用の心電計。それも携帯できるほど軽くて小さいものがあります。心電計は「いつでも計れる」ということがとても有効です。

例えば「不整脈」・「狭心症」とは?

動悸や息苦しさを感じた場合、まず疑われるのが「不整脈」や「狭心症」。「不整脈」とは、心臓での電気信号の発生や伝わり方に異常が生じ、拍動の速さが速くなったり遅くなったり、リズムが乱れたりすること。「狭心症」とは、心臓を取り巻く冠動脈の血流が滞り、心臓の筋肉である心筋が酸素不足になる病気です。

発作が起きた状態でないと診断が難しい

「動悸」や「息苦しさ」といった発作が起きている時の心電図を調べれば、どんな種類の不整脈なのか、もしくはどんな状態の狭心症なのかなどの原因を突き止めることに役立ちます。しかし、発作が起きた後に病院に行っても、その時点で発作が治まっていると、正確な診断をすることが難しいのです。24時間身につけるタイプのものを医療機関から借り受けても、発作が稀な場合は、その期間に発作が起きないということも十分あり得るのです。

最近は手軽に手に入ります

常に携帯できる家庭用心電計を持っていれば、発作が起きたときにすぐ、自分自身で心電図を記録できます。その記録を医師に見せることにより、医師側の診断も容易になるため、約90%の医師が、こうした携帯用心電計を有用と考えているようです。実際重さは100gちょっとで、値段も3〜4万程度で家電量販店などで買う事が出来ます。
  参考HP:http://www.healthcare.omron.co.jp/product/m_hcg801_2.html
        http://www.parama-tech.com/products/ep_201.html

   

マガジン表紙へ