全身への悪影響が怖い! ~猫背のリスク~
姿勢が良いと…良いことばかり

姿勢が良いことは大切です。姿勢が良くなると、まず全身の筋肉バランスが整って血行が良くなります。このことによって、肩コリや腰痛などの不調が出やすい部位を改善でき、さらに、姿勢が良くなることで呼吸が深くなり、全身の細胞に十分な酸素を行き渡らせられ、最終的には内臓の働きさえも活性化されます。

逆に姿勢が悪いと…

逆に、姿勢が悪く猫背になっていると肩・首・腰にコリが出やすく、強い痛みを引き起こすこともあります。そして、肩コリや背中痛だけでなく、下半身の股関節やヒザの痛みがでたり、全く関係なさそうな自律神経の乱れを引き起こしたりする可能性があり、姿勢が悪いことは万病のもとです。ちなみに、「猫背」という医学用語は存在せず、すぐに治療が必要という症状ではありません。しかし、崩れた姿勢を長い間そのままにしておくと、体のさまざまな不調につながり、老化を早める要因にもなりかねません。

なぜ他の部位に影響する?

猫背だと頭の位置が前にずれ、体の重心が前方に移動している状態が続きます。この状態では不安定なので体は無意識に、重心を後ろに戻そうと股関節と膝を曲げてバランスを取ろうとします。その結果、負荷がかかった股関節やヒザに痛みが出やすいのです。猫背は上半身だけに関係しそうですが、下半身にも影響が出ることが多々あります。例えば、猫背の人とそうでない人を比べると、猫背の人の方が転倒リスクが高いという調査があるほどです。

呼吸や自律神経にも

猫背姿勢によって胸郭が狭くなり、肋骨の間にある肋間筋が伸びにくくなって呼吸が浅くなるリスクが高まります。そうなると、酸素不足を解消しようと呼吸数が増えて、交感神経が活発に働くことになります。交感神経は血管を収縮させる作用があるため、血流が悪くなって高血圧のリスクが上がります。また、交感神経優位の状態が続くと自律神経のバランスが乱れ、不眠などを引き起こしやすくもなります。

    

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