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飲まなくても太ってなくても注意! 「脂肪肝」
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お酒も飲まないし太ってもいないから肝臓は大丈夫……そのように思う人は少なくないかもしれません。しかし実際には、日本人の3人に1人、推定約4千万人が脂肪肝だと言われています。しかもお酒を飲まない人の脂肪肝の割合は、特に日本人は高いのです。
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脂肪肝は簡単にいえば、肝臓に脂肪が溜まり過ぎている状態です。健康な肝臓にも5%程度の中性脂肪がありますが、不摂生を重ねるとあっという間に20%を超えると言われています。この状態になってしまうと肝細胞が炎症を起こし、肝細胞内の中性脂肪が血液にのってあふれ出して体中に運ばれます。こうして体を巡る中性脂肪が、さまざまな不調を引き起こし、血液もドロドロにします。
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健康を気遣っているつもりなのに、かえって肝臓に良くないこともあります。太るのが不健康だからと過度なダイエットをすると、脂肪肝のリスクが高くなります。過度なダイエットで体自身が飢餓状態だと勘違いして、肝臓に中性脂肪が集まりやすくなるからです。また、健康のためにサプリメントを毎日飲んでいる人も要注意です。どんなに良い成分が入っていたとしても、肝臓にとって薬の成分は栄養ではなく、アルコールと同じ解毒処理しなければならない対象で、サプリメントを摂れば摂るほど肝臓の負担になっています。
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食事や間食をするたび、つまり胃腸から門脈を通して栄養素が送られるたびに、肝臓は分解と代謝の働きをしなければなりません。ということは、ダラダラと食べ続けることが肝臓にとって何よりのストレスです。肝臓は24時間働き続けています。そんな重労働の肝臓を助ける手立ては、何も食べない時間をなるべく長くすること、さらに睡眠をしっかりと取ることです。寝ている間にはもちろん何も食べませんし、寝ている間に傷ついた血管の修復が行われて、肝臓をリフレッシュさせることができます。
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