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耳の不調の影響は…耳だけにとどまらない!
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耳の不調をうったえる人が増えています。起こる頻度が高く扱いに注意を要するのが「突発性難聴」です。ある日突然に片方の耳が聞こえにくくなります。患者数は確実に増えており、30年間で約10倍となっています。40代から50代の発症が多く誰にでも起こり得る病気です。
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音を感じる神経である有毛細胞が障害を受けると「突発性難聴」が起こります。この状態が10日〜2週間続くと、神経そのものに変性が起こりえます。神経の変性が一度起こると元には戻らず、聴力も戻りません。突発性難聴は治療開始までの期間が長いほど聴力が戻りにくくなるので、突発性難聴の症状が出た時にはできるだけ早く、遅くとも2週間以内に受診しましょう。突然片方の耳が聞こえなくなりますが、耳は2つあるので片方が聞こえなくても日常生活に不便を感じにくく、気づかない場合もあるので注意しましょう。
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中年期に聴力が起きると、その影響は聴力に留まりません。例えば、40代から60代までに聴力が落ちると、将来的な認知症リスクが上がります。認知症になるリスク要因を調べたところ、最も大きな危険因子となったのが「聴力低下」でした。中高年期に聴力が落ちた人は、聴力を保っていた人に比べて2倍も認知症になりやすいのです。高血圧、肥満、糖尿病、運動不足、抑うつ、社会的孤立なども調べましたが、これらの危険率に比べて「聴力低下」の危険度だけが高く出たのです。
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年齢を重ねると脳は萎縮する傾向にありますが、難聴の高齢者であればあるほど、その傾向が強く現れます。脳の各部位は互いに連携しながら機能しているため、音声言語を処理する部位の体積が減少すると、脳全体を悪化させるのです。難聴と認知症には高い相関関係があるのは間違いないようです。聞こえにくいことに気づいたら、放置せずにきちんと医療機関を受診しましょう。
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