和食で健康に 〜食物繊維とマグネシウム〜
冬は便秘しがち

寒くなると運動量や代謝量が減って腸の動きが鈍くなります。冬は喉の渇きを感じにくく水分摂取量も減る傾向にあります。また、気温が下がることによって体温も低くなりがちです。それらによって、腸のぜんどう運動が低下したり腸内の善玉菌が減ったりして、冬は便秘がちになります。

食物繊維を摂ろう

食物繊維をたくさん取るためにおススメしたいのが和食です。和食おかずの煮物には、食物繊維を多く含む野菜がたくさん使われることが多いです。そして、和食の定番のお総菜、ひじきと油揚げの煮物、きんぴらごぼう、切干大根、大豆の五目煮などは、どれも食物繊維が多く摂れます。また、わかめの酢の物など海藻類のお惣菜や朝食の定番である納豆にも食物繊維が多く含まれています。

心疾患の予防に

冬に気をつけたいのが心臓発作など急性の心疾患です。そうした心疾患の予防に欠かせないのがマグネシウムです。血液中のマグネシウムが不足してカルシウムが多くなりすぎると、筋肉のけいれんが血管壁で起こり、狭心症や心筋梗塞につながりかねません。マグネシウムがずば抜けて多く含まれる食品はありません。比較的多く含まれる食品は、海藻類や豆類といった食品で、忙しいビジネスパーソンには摂りづらいミネラルです。ただし市販のお弁当や外食でも、和食中心のものにすれば比較的摂りやすいでしょう。

和食を食べると摂りやすい

日本人のマグネシウム摂取源で高い割合を占めるのは穀類です。ソバは100gで190mgのマグネシウムを摂れるし、白米から玄米に代えるだけでマグネシウム摂取量は3倍増えて100gで49mgも摂れます。大豆は100gで220mgも摂取できるので、豆腐や納豆もおススメ食材です。ふだん洋食中心の食生活の人も、おせち料理やお雑煮を食したことを良い機会として、年明けから和食中心の食生活に変えると良いかもしれません。

    

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