雨による気圧変化で…起こりやすい体調不良
梅雨の時期は

梅雨の時期はよく雨が降り、それによって低気圧や梅雨前線などによって気圧の変化が頻繁に起こります。気圧が変わると身体が外から受ける気圧が変化し、その圧力変化に対して、私たちは体の内側から押し返す圧力で調整しています。つまり、気圧が変化する度に、体の内側の圧力を同じにしているのです。

天候の変化に

気温や湿度が変化する時も、その変化に順応させるように身体が反応します。暑くなれば発汗を促し体を冷やし、寒くなれば体を温めるような身体の変化が必要なのです。湿度の変化に対しても同じように身体が調整を必要とします。気圧、温度、湿度が頻繁に変わる時節は体に負担がかかるのです。そして、外部の天候変化に対して人間の調整機能がスムーズに働かなくなると、さまざまな不調が現れます。

自律神経が疲弊しやすい

天候の変化がよく起こる梅雨の季節は、それに対応するだけで自律神経は疲弊しやすい状態です。ですから、この時期は自律神経が乱れにくい生活をおくるべきです。人の活動が活発になる昼間には交感神経が優位に、休息となる夜には副交感神経が優位に切り替わるというのが、自律神経の大きな1日の流れであり、それに沿った生活をすることが大切です。にもかかわらず生活リズムを乱すと、とたんに自律神経も乱れやすくなるのです。

睡眠とストレス対策がカギ

生活リズムを整えるために最も大切なのが睡眠で、睡眠をきちんと取らないと自律神経が乱れ免疫力が低下します。もし夜間に睡眠がきちんと取れなかったら、短い時間の昼寝をしましょう。身体を楽にして休むことで免疫力を高められます。ただし寝る時間は20分間以下にしましょう。それ以上寝てしまうと夜に寝つけなくなり、生活リズムが乱れやすくなります。また、ストレスも自律神経の乱れに大敵です。ストレスをなくすことは難しいですが、上手にストレスを和らげる方法を自身で知っておくことが大切です。

    

マガジン表紙へ