DNAが損傷するとガン細胞が発生しやすくなりますが、DNAは発ガン物質やウイルス感染などさまざまな原因で傷つくので、長く生きていればそのぶんDNA損傷が蓄積されます。人は老いていけばガンを発症しやすくなる、つまり、ガンは一種の老化現象といえ、長寿国である日本人にガン患者が多いのはやむを得ない面もあります。