高齢者にはさらに大きなリスクもあり得ます。高齢になるほど血圧や血糖値は上がる傾向があり、基準値と比較して高いからと診断されて何年も薬を服用している高齢者が日本には多数います。しかし、血圧や血糖値が高いのは脳に十分な酸素と糖を行き渡らせる適応現象という側面もあるのです。