むくみ解消に リンパマッサージを活用
寒い時は

冬は寒さからむくみやすく、リンパの働きが悪くなりがちです。しかし、リンパは免疫力の強化に大きく関わっているので、リンパの流れはできるだけ良くしておく必要があります。そのため効果的なのはリンパマッサージです。滞ったリンパ液を各リンパ節に流し込んで排泄して、リンパの流れをスムーズにします。

鎖骨から始めよう

リンパマッサージは鎖骨から始めましょう。体じゅうの多くのリンパ管が鎖骨の下で合流しています。この部分に多くのリンパが集まってくるため、ここがリンパの詰まりやすい部位となるのです。ですので、このリンパ液の最終出口となっている部位、つまり鎖骨の下にあるリンパ節を最初にほぐしておくと、他の部分をマッサージした時にリンパが流れやすくなるのです。

大切なリンパ節

リンパは体中に網の目のように張り巡らされていますが、目印となるのがリンパ節です。リンパマッサージでは基本的に一番近くにあるリンパ節に向かって優しくマッサージします。全身に800ものリンパ節がありますが、重要なわきの下・足のつけ根(そけい部)・ヒザの裏は覚えておきましょう。マッサージと言うとグイグイ押すイメージがありますが、リンパマッサージは押すというより、さする程度で十分です。リンパ管は皮膚の表面にあり、皮膚のみに刺激が伝わるくらいで良いからです。

足裏マッサージ

足がむくみやすい人には足裏マッサージがおススメです。足裏をマッサージすると、たまっている老廃物を流すことができて、足のむくみや疲れがとれます。足の裏は第二の心臓と言われ、足裏の筋肉がポンプのように血液や老廃物を心臓に向けて押し返しています。しかし、足裏の筋肉が硬くなっていると足裏のポンプが働かないので、足裏マッサージで血流を良くしましょう。足裏をマッサージして血流が良くなると、身体の奥から暖かい血液が足裏まで届けられて、足がポカポカと暖かくなり冷え性に効果があります。

    

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