反射区で消化器官も元気に! −足裏もみ−
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足は歩くことで心臓への血流を促すポンプの役割があり、「第二の心臓」と呼ばれる部位です。なかでも足裏は心臓から一番遠いところにあり、血流が停滞しやすいところです。靴の中に押し込められている足は、凝り固まって血流が悪くなり、むくみや冷えなどの原因になります。
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足裏の血行が良くなると全身の血流も良くなり、心身に良い影響があります。そのために足を揉んで足裏を柔らかくして、よりよい血行を促しましょう。足裏は全体を揉むだけでも効果がありますが、リフレクソロジーの知識があるとより効果的です。リフレクソロジーは足つぼとは違います。足裏には多くのツボや反射区がありますが、ツボは点なのでピンポイントで見つけるのが難しいです。その点、リフレクソロジーの反射区は面なのでセルフケアが行いやすいです。
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リフレクソロジーとは、「リフレックス(反射)」と「ロジー(学問)」をつなげた「反射学」の意味で、主に足にある反射区を押すことでその反射区に対応する臓器や器官が活性化されるという技術です。足には60以上の反射区があって全部覚えるのは大変ですが、まずは土踏まず周辺に胃や腸、すい臓などの消化器官の反射区がまとまってあることを覚えましょう。このあたりを揉むと消化器周辺の血行が良くなります。そのことで副交感神経が優位になってストレスが減り、さらに内臓の活性化につながるといった良い循環が生まれます。
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あぐらをかいた状態で、手をグーにした外側、人さし指から小指の第二関節あたりで、土踏まず全体を掘るような感じで押しながら移動します。固まった足裏をほぐすイメージで、自分が気持ちいいと感じる強さで行いましょう。全体的にほぐれたら、次は両手の親指の腹を使って、気持ちいいと感じるところを重点的に押します。行う時間の目安はありませんが、最初のうちは片足5分を目安にマッサージするのがおススメです。
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