雨でも室内で…意識して体を動かすべし

外で運動しづらい

雨の多い梅雨の時期は、ウォーキングなど外で体を動かすことが難しい日が多くなります。梅雨が明けたとしても、夏の暑い日に運動すると熱中症になるリスクがあり、外での運動がしづらいでしょう。梅雨の頃からは室内での運動習慣をつけるのがおススメです。

おススメはスクワット

筋肉量を保つために一番オススメしたい運動がスクワットです。1つの運動で大切な筋肉をいくつも鍛えることができます。筋肉の7割は下半身にあり、役割や大きさを考慮すると、とりわけ大切な部位は、ふくらはぎ、お尻、前太ももの筋肉です。スクワットをするとこれらの筋肉をいっぺんに鍛えられます。1日15回、2日に1回で十分です。膝が足先より前に出てしまうと効果が薄れるので、腕を胸の前で交差したら椅子に座るかんじでスクワットしましょう。

タオルを使って

上半身の大切な筋肉を鍛えるにはタオルを使って行う体操が便利です。まずはタオルを肩幅で持ち、ピンと張った状態のまま、両腕をまっすぐ頭上に持ち上げましょう。そこからゆっくりと息を吐きながら肘を引いて、タオルを頭の後ろを通して肩まで下ろし、肩甲骨に力を入れて10秒間そのままの状態を保ちます。その後、息を吸って頭上に戻しましょう。

単調でつまらないならば…

あまり身体を動かさないでいると、人の身体はすぐに筋力が低下します。例えば50才以上になると、体調不良などで寝込むと2日で1%の筋肉量が減少します。ですから普段から筋肉を鍛えることは大切ですが、室内の単調な動きでは長続きしない人もいるでしょう。手軽に通える場所にプールがあれば、そこで水中ウォーキングやアクアビクスをするのがおススメです。水の浮力や水圧を利用するので、体力に不安がある人でも身体に無理なく効果的な運動ができます。また、通勤でエスカレーターを使わずに階段を使うというように、日常生活で少しでも歩く機会を増やすことも大切です。

   

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