生活環境の変化は…良くても悪くても注意!
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寒い冬から春になって暖かくなると、それだけで心地よさそうに感じますが、じつは春は気をつけた方が良い季節です。春はストレスをより強く感じやすいのです。社会人には異動や転勤の時期であり、学生には進級や進学の時期、つまり、色々な人にとってライフスタイルが変化しやすい時期です。
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そのことによってストレスを感じやすく、不調に陥るリスクが上がります。そして、精神が不安定な状態にあるときに生活に大きな変化があると、さらに強くストレスを感じます。ライフスタイルや周りの環境の変化が自分にとってあまり好ましくない状況であれば、ストレスを自身が分かりやすい面もあります。しかし良い変化でも、例えば社会人であれば昇進、学生であれば望んだ学校への進学でもストレスになりやすいのです。良い環境変化でも知らず知らずのうちにストレスがかかっていることを心に留めておきましょう。
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ストレスは気づかないうちに身体の不調として出ることも多くあります。そうした不調が症状として出やすいのが頭で、ストレスで筋肉が収縮して血行が悪くなると、頭痛を起こしやすくなるのです。頭の両側が締め付けられるように痛むのが特徴で、ひどくなると肩こりや目まいを伴います。デスクワークで首や肩を酷使すると悪化するので注意しましょう。
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腰はストレスが原因で痛みが出やすいところです。腰痛になると人はまず、デスクワークでの姿勢の悪さや、腰に負担のかかる姿勢といった外的要因を考えがちです。しかし、腰痛に一番関連するのはストレスではないかと言われています。例えば、同じように椎間板ヘルニアがある人でも、人によって「腰痛の痛みを感じる人」と「腰痛の痛みがない人」に分かれ、その違いを調べたところ、一番の要因は精神的なストレス度合の違いだったのです。
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