知っておくべし! ~腎臓に悪いこと良いこと~
ストレスはダメ

ストレスは万病の素と言われますが、腎臓も例外ではありません。過度の慢性的ストレスは腎臓に良くありません。ストレスがあると緊張を強いられるため、血管を縮める交感神経のスイッチが入り、血圧が上がって腎機能の減退を招くからです。

加工食品に注意

食べ物でなるべく量を抑えたいのがリンを多く含む食品です。といっても、現代人が日常的に食べているたくさんの食品にリンは含まれています。なかでも多いのは、加工食品とインスタント食品です。とはいえ、それらの食品を全く食べないのは現実的でないので、こうした食品が腎臓に負担をかけていることを心得ておき、控えられそうな時はなるべく控えましょう。

温水洗浄便座に注意

日常に起こりやすく腎臓にかなり負担をかけるのが尿路感染症です。外からの細菌やウイルスに感染しやすいのが尿道で、そこから細菌などが遡り、膀胱、尿管、腎盂(腎臓と尿管の接続部)まで感染や炎症が拡大すると、場合によっては腎盂腎炎を引き起こします。そうならないために注意したいのが温水洗浄便座の使い方です。排尿後に尿道口を洗うと、水が周りに散って肛門内の大腸菌が尿道へ移って尿路感染症を招きやすくなります。女性は男性より尿管が4分の1しかなく、より感染しやすいので注意しましょう。

おすすめはクランベリー

尿路と腎臓を守る食べ物は昔からクランベリーが良いと言われ、アメリカ先住民たちに古くから食用としても薬用としても使われてきました。クランベリーの主な成分はプロアントシアニジンとキナ酸です。プロアントシアニジンは抗酸化作用があり、血管を守って腎臓を保護してくれます。抗菌作用にも優れており、尿路感染症の予防効果が知られています。キナ酸にも抗菌作用があります。クランベリーは生では手に入りにくいので、冷凍やドライフルーツ、ジュースなどを利用しましょう。

    

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