マスク外して表情豊かに ―表情筋の鍛え方―
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マスクをつけていた時は、常時軽く押さえつけられていることもあり、顔の筋肉は動きが少なくなっていました。これによって使われていなかった筋肉が表情筋です。コロナ明けでマスクを外す時がきました。マスクを外した恥ずかしさに負けないように顔の表情筋を鍛えましょう。
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美しい笑顔の条件は、上の歯が8本見えることと、口角と歯の間に三角形の隙間があることだと言われています。このために鍛えるべき表情筋は「大頬骨筋」です。口横からこめかみにかけてある大頬骨筋をしっかり使うことで頬が上がりやすくなり、キュッと口角の上がった素敵な笑顔をつくることができます。毎日のちょっとしたエクササイズで大頬骨筋は鍛えられます。
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まずはアゴの力を抜きます。口角の斜め下あたりを指で軽く押さえて、口の周りの筋肉をほぐすように指でくるくるとなでると、自然とアゴの力が抜けます。そのままアゴに指を置いた状態で、大頬骨筋を意識しながらにっこり笑います。口元を指で押さえることでアゴが動かないようになり、頬だけで笑顔を作りやすくなります。ちなみに、口を横にひいて笑う「アゴ笑い」は頬の下半分だけを使って、頬が垂れやすくなります。
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他に、表情筋全体に刺激を与える「あいうえお」エクササイズをご紹介します。その名のとおり「あいうえお」を大きな声で出すエクササイズです。文字1つ1つでハッキリとした口の形をします。「あ」は口全体を大きく開き、「い」は口を真横に引きのばし、「う」は口をしっかりとすぼめて突き出すように、「え」は口角を上げて、「お」は口を大きく縦に開いて鼻の下を伸ばすようにして…それぞれ5秒間ほど同じ表情をキープしながら、大きめの声で発音します。
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