3食食べない方が健康になるって…本当?

3食食べなくても・・・

これまで1日3食が健康の基本と言われてきました。そのこともあり、日本では1日3食食べないといけないと思いこんでいる人も多いようです。しかし「空腹でない限り食べない」ことが、実は健康を維持する上で重要であることが分かってきています。空腹感は人体にとって有益な作用を働かせるからです。

食べない間に

細胞に一定期間栄養を与えずにいると、細胞内の古くなった酵素や不必要になったたんぱく質などを細胞自体が消化します。つまり、細胞内の掃除や有害物質のデトックスが行なわれるわけです。この作用がオートファジー(自食)と呼ばれ、細胞に対して一定期間栄養を与えない、いわば“細胞の断食“をすることによって、この自食作用が促進されることが明らかになりました。細胞の集合体である人体も、空腹の時間を作ることでクリーンになると考えられるのです。

オートファジーによって

細胞内に内在する有害物質を取り除き、タンパク質を新しく生まれ変わらせることで、自律神経の安定、免疫機能向上、血流の改善、肌がきれいになるなど、良い効果をもたらします。やり方はシンプルで、16時間は食事を取らない、1食を抜くなどをするのみです。断食時間中は水・お茶・コーヒーを飲みながら過ごします。食後10時間で肝臓に蓄積された糖が消失し、エネルギーを消費し始めます。そして16時間経過するとオートファジーが始まります。

老化対策にも

オートファジーによる良いことの1つは老化を減速させられることです。日本は世界一の長寿大国ですが、ただ長生きすれば良いというものではなく、健康に生きたいものです。老化を減速させれば、心臓病、がん、糖尿病、アルツハイマー病など、さまざまな疾病の進行を遅らせることも可能になるかもしれないと期待されています。

   

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