ロコモ予防するには・・・足と足指が大切

運動しないと・・・ロコモに

気温が高すぎたり、雨が降り続いたり、コロナ感染の危険があったりと、最近は屋外や地域のスポーツ施設で身体を動かすことが難しくなっています。しかし、身体を動かすことは本当に大切で、身体を動かす機会が減ると「ロコモ」になる危険が高くなります。ロコモとはロコモティブシンドロームの略で、運動器症候群の意味です。

こんなことがあれば・・・ロコモかも?

片足立ちで靴下が履けない、家の中でつまずいたり滑ったりする、階段を上るのに手すりが必要、15分くらい続けて歩くと疲れてしまう、2キロくらいの買い物品を持ち帰れない・・・これらに1つでも当てはまるものがあれば、ロコモが疑われます。ロコモの予防や改善には適切な運動を継続的に行なうことが良く、無理のない範囲で毎日身体を動かすことが大切です。

お尻の筋肉を鍛えよう

ロコモを予防するために重要なのが足の筋肉です。その中でもお尻の筋肉である大臀筋(だいでんきん)を鍛えましょう。仰向けに寝た状態でヒザをたてて片足を床につけ、もう片方はヒザを伸ばして真っすぐ斜めに上げましょう。そして、お尻を持ち上げて3秒キープします。これを3回ずつ左右の足で行なうと良いトレーニングになります。

足指も大切

足の指も私たちの身体において大切な機能です。立つ・歩く・走るなどの動作をたった2本の足で可能にするのは、この足指のおかげなのです。しかし最近、足指のトラブルを抱える人が多くなっています。足指を鍛えるにはタオルを使った動きがオススメです。タオルを床において、その端をペットボトルなどで押さえて、自分は椅子に座ります。かかとをつけた状態で足指5本を使ってタオルを5秒間握り、そのままタオルを床から持ち上げて5秒間キープする、左右10回ずつ、1日に3セットするのが理想です。

   

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