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身体を元気にするには･･･まず腸を元気に！ |
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ウイルスや菌への対策というと、手洗いやノドのケアなど接触や呼吸器関連のことばかりを気にかけがちです。もちろんそれも大切ですが、たとえ体の中にウイルスや菌が入ってきたとしても、体内の免疫力が強ければ発症せずにすみます。腸には全身の免疫細胞の７０％が存在すると言われています。免疫機能の要である腸は大切にしたい臓器なのです。 |
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腸内に良い細菌が増えると、病原菌やウイルスを排除するための強力な免疫機能が備わり、インフルエンザや風邪などの感染症や食中毒などの病原菌に対抗できるのです。それだけでなく、花粉症やアトピー性皮膚炎といったアレルギーなどとも関係が深いと分かってきています。例えば、免疫力を高めるためＲ―１乳酸菌、花粉症などのアレルギーに効くＬ―９２乳酸菌など、最近は個々の菌の効きめを特定する研究もすすんでいます。 |
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腸内細菌は腸管の細胞とともに複雑な腸内生態系を作り、免疫系や神経系、ホルモン産生などに関わっています。腸内細菌のバランスの乱れが大腸炎や大腸ガンなどの腸の病気に関わってきます。さらに腸の病気だけにとどまらず、肥満、肝臓ガン、糖尿病、動脈硬化症、認知症などにも関わることが分かってきました。悪玉菌が作る物質はそのようなリスクを高めるといわれています。腸内で良い菌を優勢にすることが病気予防につながるのです。 |
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