新生活は・・・楽しくてもストレスは増える!

春はメンタル注意

寒さ凍える冬から暖かくなると、それだけで心に良さそうな感じがしますが、春はメンタルに気をつけた方がいい季節です。3月から4月にかけては、1年の中で最も自殺率が高いと言われています。

良いことであっても・・・

春はストレスを強く感じやすい時期です。色々な人にとってライフスタイルが変化しやすい時期であることが、理由のひとつです。会社員の人は異動が決まる時期であり、学生の人は進級や進学の時期になります。人は大きな変化に直面すると、強くストレスを感じます。希望した学校への進学や望んでいた昇進のような慶事であったとしてもストレスを感じやすくなるのです。

気候的にも

気候的な面からもリスクが上がります。春は急激な寒暖差が起こりやすい時期です。例えば、東京の平均気温は2月が約6度、3月が約9度、4月が約15度と急激に暖かくなります。こうした寒暖の大きな差は体にとって大きなストレスとなります。自律神経のバランスにも影響を与えやすいので、体がだるい、疲れがとれにくいなど実際に不調を感じ、そのような体調不良が心の疲れに影響を与える面もあります。

和食を食べよう

ストレス対策に大切な栄養素がマグネシウムです。ずば抜けて多く含まれる食品はありませんが、多く含まれるのは海藻類や豆類なので、和食メニューで摂りやすい栄養素です。おススメは玄米と納豆です。玄米は100gで約50mgのマグネシウムが摂れ、納豆は50gで50mgのマグネシウムが摂れます。朝ご飯を玄米の納豆ご飯にするだけで、1日の必要量約300mgの3分の1を摂ることができるのです。蕎麦もマグネシウムが摂りやすい食品で、うどんに比べて4倍のマグネシウムが摂れます。お昼ご飯に蕎麦かうどんか迷ったら、蕎麦を選んでみるのも一考です。

   

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