コロナ禍での効果的な対策とは? ―花粉症―
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早春は花粉症の季節です。そしてコロナ流行時にはより気をつけるべきことがあります。花粉症がコロナ感染リスクを高めることが懸念されるからです。ウイルスは目や鼻の粘膜から入りこんで感染します。手で目をこすったりマスクをずらして鼻をかんだりする時に、手にウイルスが付いていれば感染リスクがあります。
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自身が他の人に感染させる危険性もあります。花粉症につきものである“くしゃみ”がやっかいな存在です。無症状のコロナ感染者である花粉症の人がいるはずで、その人がくしゃみを連発すれば周囲の人たちの感染リスクは高くなります。これまで花粉症はかかっている本人がつらいだけの、いわゆる個人の問題でしたが、コロナ禍では社会的に懸念されるものとなっています。
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一番良いのは花粉症によるさまざまな症状を起こさないことです。例年であれば花粉が本格的に飛散して症状が出始めてから対策する人が多いでしょうが、コロナ禍では症状が出る前から対策しておくことが大切です。そもそも花粉症の薬は症状が本格化してからだと効きめも弱くなるので、発症前から薬を飲み始めるのが理想的です。そして、花粉シーズンが終わるまで飲み続けましょう。
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さらに気になるのが換気です。コロナ対策としては定期的な換気をしたいところですが、外の空気を入れればそれと同時に花粉が入ってきます。換気を短時間で済ますためには風が通りやすいように部屋の窓やドアを2箇所開けます。あと大切なのは時間帯です。花粉が少ない早朝や夜遅くにしっかりと換気しましょう。また、レースのカーテンをしたまま換気する、窓の内側の床にタオルマットを敷くなどすると、室内に入りこむ花粉量を抑えられます。換気時にサーキュレーターを窓に向けて斜め上方向へ送風するのも良い方法です。
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