放置すると危険!・・・内臓疾患の可能性


内臓疾患が隠れているケースも

テレワークによって座り続けの生活が長びくことで、背中の痛みを抱える人が増えています。運動不足やスマホの使いすぎなども相まって、その原因の多くは筋肉のハリなどであまり心配はありません。しかし、一部には放置すれば命を危険にさらす内臓疾患が原因として隠れている場合もあります。

まずは内科へ

背中が痛いと感じていても、そのまま放置する人も多いでしょう。また、整形外科に診てもらって、とりあえずの対処療法として痛み止めや湿布などを処方してもらう人もいるでしょう。しかし、内臓に起因する痛みの場合は、整形外科では疾患が特定されにくく、見落とされることもありえます。ですから、原因が分からない場合は、まずは内科を受診する方がオススメです。内科で内臓疾患ではないと特定した後に、整形外科を受診すると良いでしょう。

症状をメモしておく

ひと口に“背中”といっても、首の下から腰まで、その範囲は広いです。背中のどの部分が痛むかによって原因が違ってきます。特に、内臓疾患が原因の場合は、痛む部分によって原因となる疾患が大きく異なってきます。また、痛みには個人差があって漠然と「痛い」と言っても、医師にはうまく伝わらないこともありえます。受診する際には「どこがどのように痛むのか」、「いつ頃から痛みが始まったのか」など、伝えるべきことを事前にメモにまとめるなど、きちんと準備して受診しましょう。

受診控えは危険

コロナ禍による影響で病院の診察控えが本当に増えています。痛みをがまんしたり、自宅で症状を抑えたりするうちに病気が進行し、手遅れになるケースすらあります。コロナの感染リスクを気にしすぎて他の病気を見逃してしまうのは本末転倒です。違和感を覚えたらすぐに病院へ行きましょう。

   

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