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ワクチン副反応…気になる心筋炎と心膜炎 |
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一方、コロナ感染した場合にも心筋炎や心膜炎を発症するリスクはあり、その確率は１００〜２００分の１ともいわれ、ワクチン接種後よりはるかに高い頻度で起こります。コロナワクチンの副反応やコロナウイルス感染の後遺症の話題を通して、初めて心筋炎や心膜炎という言葉を聞いた方も多いでしょう。心臓に関する疾患と聞くと、最初に心筋梗塞を思い浮かべてしまい、副反応によって突然死する危険を心配した人もいるかもしれません。 |
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まずは、心筋炎と心膜炎について、きちんと知っておきましょう。心筋炎とは、心臓の筋肉つまり心筋に炎症が発生した状態のことを指します。筋肉によって心臓の収縮と弛緩をたえず繰り返すことで、心臓のポンプ作用を生み出していて、このポンプ作用によって全身に血液を送ることができるのです。心筋に炎症が起こって心臓のポンプ機能が低下してしまうと、全身で必要とする十分な量の血液を送り出すことができなくなります。 |
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心膜炎とは心膜が炎症することですが…「そもそも心膜って何？」と思う方も多いでしょう。心膜とは、心臓の働きを守るために、二層になって心臓を包み込んでいるものです。この２つの膜の間には隙間があり、心臓が動く時の摩擦を軽減させるために、少量の心臓液が溜まっています。しかし心臓に炎症が生じると、この隙間に過剰な心臓液が溜まるようになり、この状態を心膜炎と呼ぶのです。 |
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