歩くことは…身体にはもちろん、脳にも良い!

脳にとっても良いこと

テレワーク勤務をすることで避けられないのが、デジタル機器の使用過多による脳疲労です。脳疲労、つまり脳の処理能力が落ちた状態を良くするためにオススメなのが朝のウォーキングです。ウォーキングは身体のために良いことというイメージですが、実は脳にとっても良いことなのです。

脳が活性化する理由

歩くと血の巡りが良くなり、神経細胞に栄養素が行きわたります。これによって、脳全体がまんべんなく刺激されます。座って頭をつかっている場合は脳の一部しか使っていないのですが、身体を使うと脳は広範囲に活性化するのです。忙しくてなかなか時間が取れないという人もいるでしょうが、たった数十分のウォーキングが大きなメリットを生むのです。

効果を上げるインターバル歩行

ウォーキングが習慣として身についている人は、脳の前頭葉の機能が良くなることが分かっています。脳の画像を詳しく調べると、やる気や意欲と関係する前頭葉の内側部の厚みが、ウォーキングで増すことが判明したからです。そして、その効果を上げるためにはインターバル歩行がオススメです。まず2分間普通の速度で歩いた後、次の3分間は歩行ピッチを速めます。その「普通」歩行2分間、「速め」歩行3分間を繰り返しましょう。

ちょっと変えると効果が上がる

ウォーキングだけでなく散歩にも当てはまりますが、ふだんとちょっとルートをかえて歩いてみることは、脳にとってかなり効果があります。例えば、途中でちょっと迂回してみる、逆から歩き出してみるなどを試してみましょう。時間を変えてみるのも良いでしょう。ふだん気づかなかったことが発見できたり、違った風景を見たり、道を歩くときに無意識ではなくて注意を払ったりすること、それが脳を刺激するのです。

    

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