何をどう使えばいいの?・・・「ウイルスの消毒」
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新型コロナウイルス対策の消毒液として使われている次亜塩素酸水ですが、空間への噴霧は効果が無いようです。空間への噴霧で空気中に漂うウイルスを除去できるかについては、国際的な評価方法が確立されておらず、安全性も確認できないとして、国として「使用を推奨しない」と経済産業省が発表しました。
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一方、拭き掃除やかけ流しによる物品消毒では効果が認められました。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の実験によると、新型コロナウイルスの効果的な消毒方法は、油など目に見える汚れを事前に落とした上で、消毒したい物品を次亜塩素酸水で十分にぬらして20秒以上放置してから拭き取るか、20秒以上かけ流してから拭きます。例えばマスクは、次亜塩素酸水を洗面器などにためて20秒以上浸し、その後よく乾かしましょう。
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タンパク質や油分など有機物の汚れが対象物に混在していると、次亜塩素酸が目的以外のもので分解され、本来の除菌効果が得られない可能性があります。ですから、あらかじめ有機物の汚れを落とす必要があるのです。また、日光(特に紫外線)や温度の上昇によって分解が促進され、塩素濃度が低下します。遮光性のある不透明なプラスチック製の容器に入れて、冷暗所で保管しましょう。
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新型コロナウイルスは一般的に家庭で使われている界面活性剤でも十分に落ちます。どの製品が有効であるかは、NITEのサイトに随時最新情報が記載されます。また、家庭にある洗剤で身近なものを消毒する動画もあり、分かりやすく説明されていますので、参考にしてください。
新型コロナウイルスに有効な界面活性剤が含まれている製品リスト
家庭にある洗剤で身近なものを消毒する動画
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