笑いと呼吸を意識するだけで、免疫力アップ!

笑うとストレスホルモンが減る

「笑う門には福来たる」、このことわざは少なくとも健康に関する効果については本当のようです。ストレスがかかると、私たちの体内の副腎皮質から分泌されるストレスホルモンが、血液中に増えてしまいます。しかし、笑うとストレスホルモンが減ることが、いくつかの研究で明らかになっています。

呼吸との関係

笑いは健康にとって大切なことです。「面白いことがないから笑えない」という方もいるでしょうが、実は作り笑顔でも免疫細胞が活性化しますので、免疫力アップのためにはまずは笑ってみましょう。自然ではない笑いでも健康に良い影響があるのは、笑うことによって深い呼吸ができるからと考えられます。浅い呼吸をしていると細胞への酸素供給量が少なくなり、細胞や組織の抵抗力が低下して病気になりやすくなるのです。

口呼吸と浅い呼吸に注意

また、口呼吸はよくありません。口呼吸をしていると、異物を含んだ冷たく乾燥した空気がそのまま気管や肺に取り込まれ、細菌やウイルスが増殖しやすくなります。つまり、呼吸をきちんとしていないと、免疫力を落とすことになりかねないのです。パソコンなどの作業に集中していると、ついつい呼吸が早くなったり、逆に途中で呼吸を止めたりしています。浅い呼吸や口呼吸をしがちな人は、普段から意識して深く長い呼吸をするように気をつけましょう。

良い呼吸のコツ

コツは鼻から吸い始めることを意識することです。そして、息をたくさん吸うことよりも、息を吐ききることを気にかけましょう。吐ききれば自然とたくさんの空気を吸い込めます。今は人が大勢いるところでは大きく息を吸い込むことを躊躇する人も多いでしょう。せめて、周りに人がいない屋外や自分の部屋では、しっかりと深い呼吸を意識して行ないましょう。

    

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