筋トレに働き盛りの年代がはまるのは、なぜ?
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昨年からひきつづき、筋トレブームが続いています。注目すべきは、30代後半〜50代前半の会社員の間で筋トレが人気を集めていることです。世代別に見たスポーツクラブ使用料を比較すると、平均では前年から若干減少していますが、35〜44歳と45〜54歳では前年より増えています。
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現代の働き盛りの年代は、「人生100年時代」の高齢化社会を生き抜くため、長く仕事ができるように自らの健康管理をしようという意識が高まっているようです。健康管理という意味では、ランニングなど他のトレーニングもあります。しかしランニングの場合は走ること自体が大変な上に、毎日のように走らないとタイムを上げることは難しいのです。
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それに比べて筋トレは成果が目に見えて表れやすいのです。週に1〜2回で1回1時間であっても正しいやり方でしっかりトレーニングすると目に見えて筋肉が太くなり体形が変わるのがわかります。筋肉がつくと代謝が盛んになり、筋肉組織がカロリーを消費するので食べても太らない体質になります。筋トレは短い時間で高い効果を上げられるところが、忙しい会社員には格好のスポーツである上、自己達成感も得られやすいのです。
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筋トレを継続して行うとやせやすくて太りにくい身体を作れる上、筋トレによって血流やリンパの流れがよくなり、全身のむくみや肩こりも改善されます。それ以外にも、テストステロンが分泌されることによって、自分に自信を持てたり前向きになれたりする効果も期待できるのです。さらには、アドレナリンやドーパミンをつかさどるホルモンも増えるので、筋トレをした後には爽快感を味わいやすくなります。
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