簡単なわりに効果的 〜毎日のストレッチ〜

毎日の習慣として

暑い日に外で運動すると熱中症の危険があり、かえって健康に悪い影響を与えることもあります。暑すぎて定期的に運動ができなければ効果は上がりません。ですから、暑い夏には室内で定期的に運動するのがおススメです。激しい運動より、毎日の習慣としてまずはストレッチから始めましょう。

ストレッチをすると・・・

ストレッチすることで、激しい運動や無理な食事制限をしなくても体質が変わります。運動量は小さいですが、筋肉をのばすことで凝った筋肉がほぐれて体の動きが大きくなり、日ごろの消費エネルギーが自然とアップするのです。無理をすることなく「痛いのが気持ちいい」くらいの強さで、反動をつけずに1か所ずつ意識して伸ばしていきましょう。

ストレッチの効果

寝る前にストレッチするのも、眠りを深くするのに役立ちます。体が十分にリラックスすると血流が良くなり、寝ている間に栄養や酸素が全身にいきわたり、老廃物の排出も促進されて疲労回復が早まります。ストレッチを毎日続けると、年齢に関係なく体の柔軟性がアップして、体が柔らかいとしっかり寝返りも打てるので、骨格のゆがみも整えられます。ストレッチひとつで、いくつも健康改善が出来るのです。

みぞおちのストレッチ

胸郭が硬く縮こまっていると、呼吸が浅くなり不健康につながります。そのような時には、みぞおちのストレッチが効果的です。正座で膝をやや開き、みぞおちに両手の指先を軽く当て、口からふぅーと息を吐きながら上体を倒す、これを5回繰り返しましょう。緊張したまま硬くなった腹直筋の力が抜け、横隔膜の動きが良くなって、息を長くたくさん吐けるようになります。みぞおちの他にも、背中やわき腹などもストレッチすると良いでしょう。

   

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