長いGW休暇の後が危険な理由とは?

休んだつもりなのに、疲れている?

長めの休暇を過ごした後は、心の病に要注意です。楽しく遊んでいるつもりでも心身に負担がかかっている場合もあります。例えば、「行った所が期待通りでなくてガッカリ」、「予定を休みなく入れていた」など、休み中に遊んでいるつもりなのに、十分にリラックスできていないこともあるのです。

4月にやっと慣れたのに・・・

休暇後に仕事が溜まっている状況では、より心身に不調が生じやすくなります。さらに、今年5月のゴールデンウィーク後は5月という時期なので要注意なのです。俗に「五月病」と言われますが、新入生や新入社員に限らず、転勤や部署替えのあった人にも当てはまります。環境の変化についていけずに陥る「心のスランプ」です。少し慣れた頃に長期の休みになったので、今年の5月の長い休暇明けは本当に注意が必要です。

1日1度はリラックスする時間を

こうした場合は、意識して毎日一度はリラックスする時間をつくりましょう。
自分なりのやり方が無い方には、瞑想(メディテーション)がおススメです。
@あぐらをかいて、目を閉じて力を抜く。
A鼻で息を吸い呼吸に集中し、息を吐く時だけ、ゆっくり数を数える
時間としては10分から15分が標準ですが、自分がリラックス出来ればもっと短時間でも良いでしょう。

決めつけるのも危険

しかし、疲れが精神的な原因と自分で決めつけるのもよくありません。だるさや不調を感じても、どの診療科で相談すべきか分からずに放置してしまう人もいるかもしれません。一番良いのは「総合診療科」のある病院を探すことです。この科では特定の臓器に限定せずに全身を多角的に診断してくれます。そこで、身体に悪いところがなければ精神的な面に目を向けましょう。

   

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