寒い時期には、足への温めと刺激が大切

下半身を温めると効率的

寒い年明けからの毎日を体調良く過ごすためのポイントは、身体をいかにして温めるかでしょう。そのためには、ここを温めると身体全体が温かくなるという部分を温めると、より効率的です。身体を下から、つまり下半身から温めると、血の巡りが良くなって冷えをとりやすくなるのです。

体を温めるツボ

足には血流を良くして身体を温めるツボ、「三陰交(さんいんこう)」があります。足の内側のくるぶしから指4本分、骨の後ろを押して痛いと感じるあたりです。冷たい指で押しては効果半減なので、指を温めてから押すのがオススメです。少し痛いくらいの力で10回ほど刺激しましょう。

足裏マッサージもオススメ

ツボの場所を探すのが難しいという方にオススメなのがリフレクソロジーです。リフレクソロジーは足裏や手のひらの反射区を刺激して、それに対応する臓器や部位を活性化させる健康法です。足裏マッサージは足裏が持っている血液のポンプ機能を活性化する目的でも行われ、足裏をほぐしたり揉んだりするだけでも、全身によい影響があると考えられています。冷え性対策には消化器系の臓器に働きかける足裏の中心辺りのくぼみを、手の親指を使ってしっかり揉みほぐしましょう。

がんこな冷えには・・・靴下の重ね履き

どうしても冷えがとれない人にオススメしたいのが、靴下の4枚重ね履きです。まず、絹の5本指ソックスを履き、2枚目に綿かウールの5本指ソックスを履きます。さらに、3枚目に絹のふつうのソックス、4枚目に綿かウールの普通ソックスを重ねて履くのです。1番内側の絹の5本指ソックスが汗を吸い取り、水分を発散してくれます。

    

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