病気やアレルギーを見つけてくれる?!
ガンを嗅ぎ取れる

犬を飼っていると身体に良いというだけでなく、病気そのものを見つけてくれるケースもあります。すべての犬に当てはまるわけではありませんが、実際にそうした例が報告されています。犬がガンの進行を嗅ぎ取れるという科学的なレポートは、すでに20年以上前に発表されているのです。

すすむ研究

例えば、ある犬が自分の飼い主の足にあるホクロの匂いをいつも嗅ごうとしていて、気になった飼い主が病院で診てもらったところ、悪性黒色腫であることが発見されたのです。犬は皮膚ガンだけを嗅ぎ取ることが得意なわけではありません。膀胱ガン、肺ガン、乳ガン、子宮ガン、結腸ガンなども発見できるとされ、現在さまざまな研究がされています。

低血糖も分かる

訓練された犬は低血糖が分かるといわれています。ある研究では、糖尿病の患者の飼犬のうち、その3分の1は飼い主の血糖値が低くなると行動に変化を見せることがわかりました。患者本人が気づく前に反応した犬もいたそうです。犬がどのように発見しているのかはっきり分かっていませんが、おそらく筋肉の細かい震えを感じ取るか、もしくは飼い主の匂いの変化を嗅ぎ取っていると考えられます。

アレルギー物も嗅ぎ分ける

アレルギー誘発物質を嗅ぎ分けられる犬もいます。例えば、強度のピーナツ・アレルギーの人にとっては、ピーナツ発見できるような訓練を受けた犬がとても役に立つのです。こうした犬はピーナツが練り込まれたクッキーのような、見かけからだけでは判断できないようなものを、外から嗅いだだけでピーナツの存在に気づくことができるのです。

    

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