世界的な始まりは、数千年前にさかのぼる!
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日本や世界には古くから今に至るまで食べ続けられている食べ物があります。それらは身体に良いから長い間残っているのでしょう。その1つが発酵食品です。発酵食品の歴史を知ることで先人の知恵を知り、現代の食生活や健康に活かしましょう。
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現代の日本でよく食べられているチーズ、ヨーグルト、キムチなど、これらはすべて海外から伝わった発酵食品です。世界で広い分布をもつ発酵食品は、アジアからヨーロッパにかけて食べられている乳酸菌発酵のチーズやヨーグルト類でしょう。他にも、ピクルス、ザワークラウト、アンチョビ(カタクチイワシの漬け物)など、最近の日本では自然と口にしているものも多いです。
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発酵食品の歴史をみると古いとされているものは3つあり、その発祥は偶然的なものが多く、どれが一番古いものかよく分かっていません。例えば、ワインは7千年前にはすでに中東で醸造されていました。チーズは、遊牧民がミルクをもって旅をしていた時に、液状であったはずのミルクが、日にちがたつにつれてカチカチに凝固し、それを舐めてみると、まろやかな味わいで美味しいと分かったのが始まりと言われています。またヨーグルトは、ヤギや牛の乳に偶然に乳酸菌が入り込んで自然と発酵が進み、気づいたらヨーグルトができていたからとされています。
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発酵食品はその地域に元々ある食習慣とおおいに関係があるものです。海外の発酵食品の特徴としてあげられるのは、動物性タンパク質を発酵させて作る食品が多いことです。日本やアジア各国では穀類や野菜などの発酵食品が多いのに対して、ヨーロッパなどの地域では、肉、魚、乳などを発酵させた食品が数多く存在しています。
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