食べ合わせ・・・やっぱり定番は間違いない!

レモンは最強?

食べ物に関して「一緒だと・・・効果あり」と言えば、食べ合わせに関することでしょう。その中で、主食となる肉や魚との付け合わせとして最強と言えるのがレモンです。唐揚げにレモンというのは定番ですが、この組み合わせが実に理にかなっているのです。レモンにはクエン酸やビタミンCが多く含まれています。クエン酸には唾液や胃液の分泌を良くして消化吸収を促進する効果があり、ビタミンCには血中コレステロールを下げる効果があります。

魚介にも最適

レモンは、牡蠣、焼き魚、アサリなど魚介に付け合わせるケースが多いですがこれが良いのです。生牡蠣は食中毒になりやすい食材ですが、レモンの酸味がばい菌の繁殖を抑えるため食中毒の予防になるそうです。そして、魚にはカルシウムが豊富に含まれますが、レモンのクエン酸がカルシウムの吸収を促してくれます。ちなみに、レモン以外のすだちなどでも同様の効果が得られます。アサリには鉄分や造血作用のあるビタミン12が含まれており、レモンのクエン酸がその吸収を促してくれます。

ほうれん草にも

ほうれん草にも鉄分が多く含まれ、ほうれん草のバター焼きにレモンをかける料理がよく見かけられるのも同じ理由からでしょう。ちなみに、ほうれん草には結石の原因となるシュウ酸が含まれているので、結石を防ぐリジンという物質が含まれているゴマを組み合わせるのも良い方法です。

良い食べ合わせを毎日するには

食材の良い組み合わせを毎日実行するには、毎日のように食するもので行なうのが一番です。例えばオススメは味噌汁です。発酵食材である味噌を含む味噌汁はそれ自体とても良い食材ですが、塩分には注意したい食品です。そのためにはカリウムを多く含む食材を具に使いましょう。味噌汁の具の定番といえるジャガイモ、ナス、ネギ、海藻などがそれに当てはまる食材です。

    

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