冷え対策・・・食のポイントとは？

食事することは･･･

食事することは身体を温めるのに有効で、特に大切なのは朝食です。食事からのエネルギーが不足していては身体に熱が生まれません。そして食べる時には、ゆっくりと良く噛むことが大切です。食べ物を消化する時には胃や腸に血液が集まり、全身にまわる血液はそのぶん少なくなります。早く食べてしまうと急速に全身にまわる血液が少なくなり、急速に身体を冷やしてしまうのです。

大切な栄養素

身体を温めるために大切な栄養素はタンパク質です。それが足りないと血液や筋肉などの材料が不足し、冷えの原因になります。ビタミンＢ１やビタミンＢ２も大切です。これら全ての栄養素を満たしている代表的な食材は、肉・牛乳・卵・大豆です。現代の食生活では炭水化物を多く摂りがちなので、意識してタンパク質を摂るようにしましょう。

ミネラルでは鉄分

ミネラルで一番大切なのは鉄です。鉄分が不足すると体中の細胞に十分な酸素が届かず、身体が冷える要因となります。レバーやアサリ、納豆やがんもどきなどに多く含まれます。干しヒジキや切干大根などの乾物にも多いです。ビタミンＣと一緒に摂ると吸収率が上がります。逆に緑茶や紅茶と一緒に摂ると、鉄の吸収率は下がるので注意しましょう。

要注意はお酒

その他、身体を温めることで知られている食材が辛味を含んだものです。ショウガやトウガラシなどは身体が温まるので、料理に混ぜて使うのがおススメです。一方、身体を温めると思いきや、逆に悪い影響を与えるのがお酒です。アルコール類は飲むと身体が温かくなったように感じられますが、身体表面の毛細血管を拡張させるので逆に体温を奪われます。さらに酔いすぎなどでベッドでなくソファなどでうっかり寝などをしてしまうと、より身体を冷やす危険が高くなります。

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